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J-GLOBAL ID:201702268902402885   整理番号:17A1625019

市販魚類由来食品中の線虫寄生虫アニサキスの検出のための定量的SYBR Green qPCR法【Powered by NICT】

Quantitative SYBR Green qPCR technique for the detection of the nematode parasite Anisakis in commercial fish-derived food
著者 (6件):
資料名:
巻: 261  ページ: 89-94  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒト消費のための魚のアニサキスの広範な存在は食品安全性と品質の問題となっている。本研究の目的は,魚類副産物中のアニサキス属DNAの検出と定量のための定量的SYBR Green qPCRアッセイの性能を開発し評価することであった。ブルーホワイティング,アジとアンコオから単離したA.simplex(s.l.)(n=510),A.physeteris(n=3),Hysterothylacium.(n=10)とPseudoterranova.(n=1)のL3線虫幼虫は分子アッセイの最適化のために使用した。添加では,複雑なA.simplex(s.l.)のA.simplex(s.s.)(n=10)とA.pegreffii(n=5)の分子型幼虫は特異性分析に使用した。ミトコンドリアチトクロームcオキシダーゼサブユニットII遺伝子(COII)を標的とするプライマーを選択した。分析感度と再現性はA.simplex(s.l.)の幼虫を添加した市販魚由来食品から成る食品マトリックスで評価した。アッセイは分析した三アニサキス種に特異的であることが証明された。高い再現性と感度が検出され,食品マトリックスのグラムとPROBIT解析後1.50ngのLOD当たりA.simplex(s.l.)DNAの0.30ng(95%CI0.15 1.50)の検出限界(LOD)の95%限界であった。アッセイは商業用加工食品,すなわちカニ棒,「gulas」,コロッケとバーガーの四種類のアニサキスの存在を研究するために適用した。全体として,15種の市販ブランドからの180食品試料を調べ,それらの半分以上におけるAnisakis DNAを検出した。分析したすり身製品,「gulas」とカニスティックは最高のアニサキス負担(食品のグラム当たりアニサキスDNAの5.86±0.69及び4.68±0.73ng,それぞれ)を示した。著者らの結果は,最適化されたSYBR Green qPCR法は生及び加工製品におけるAnisakisの検出を改善するかもしれないことを正確で高感度な方法であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  動物性水産食品 

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