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J-GLOBAL ID：201702268962100286   整理番号：17A0568549

樹林帯と海岸堤防の組合せ配置による津波の海岸堤防越流量の変化

著者 (2件)： 五十嵐善哉 (埼玉大学大学院理工学研究科) ,  田中規夫 (埼玉大学大学院 理工学研究科 (兼)研究機構レジリエント社会研究センター)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 72  号： 4  ページ： I_397-I_402(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では樹林帯と海岸堤防を組み合わせた津波減災効果を検討した。ここでは,堤防と海岸林を組み合わせた多重防御構造による越流量の変化を把握するため,非定常流水路において水路模型実験を行った。まず,水路に種々の多重防御模型を設置し,越流した背後での水位と流速を計測して,津波の越流量を算出し,樹林帯と堤防の有効な位置関係を検討した。次に,樹林帯列を極端に少なくした場合での越流量を直接計測するための水路模型実験を行い,越流量の変化の把握を行った。

シソーラス用語： *津波 ,  *海岸堤防 ,  非定常流 ,  越流 ,  森林 ,  水位 ,  流速 ,  *災害対策 ,  水理模型実験
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  樹林帯

著者キーワード (5件)： Thickness of coastal forest ,  reflection ,  multiple defense ,  tsunami surge experiment ,  overflow from embankment

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (8件)：

• 1) 国土交通省:平成26年度国土交通白書,第II部,第1章,第7節, http://www.mlit.go.jp/hakusyo/mlit/h26/hakusho/h27/pdf/np201000.pdf , 2014.
• 2) 飯村耕介,田中規夫,池田裕一:樹林帯と堤防の位置関係の違いが樹木破壊や津波減災効果に与える影響,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_401-I_405, 2013.
• 3) 新美達也,川崎浩司,馬渕幸雄,長山恒紀,辻貴仁,大家隆行,松田和人:貞山運河による津波減災効果に関する数値的検討,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_211-I_215, 2013.
• 4) 峯浦亮,辻本剛三,山田文彦:堤防を越流した津波による洗掘特性と人工堀の適用に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_791-I_795, 2013.
• 5) 二瓶泰雄,柳沢舞美,釜石達也,南まさし:津波越流量抑制のための多重防潮堤の設置条件の実験的検討,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 70,No. 2,pp. I_331-I_315, 2014.

タイトルに関連する用語 (5件)： 樹林 ,  海岸堤防 ,  組合せ ,  津波 ,  海岸