抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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機械学習による画像認識の分野において,Convolutional Neural Network(CNN)を用いた優れた認識結果が報告されている。データセットが巨大であるため,学習には非常に大きな時間がかかり,また,必要となるメモリ量は大きくなる。そこで我々は,DLの計算におけるメモリ量の削減を図るため,畳み込みの演算の約7割を占める行列積計算に対し,低ランク近似行列を用いることを提案する。CNNアプリケーション中の行列に対し,SVDと階層型行列を適用し,評価した。特に,SVDを用いた時,圧縮率と精度とのトレードオフにおいて,認識精度をほとんど落とさず,サイズが特に大きいimage行列で最大約9割程のメモリ量削減に成功した。(著者抄録)