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J-GLOBAL ID:201702269111775827   整理番号:17A0492075

ナリンゲニンは植物性ナノキャリアの日焼け止特性を向上させる

Naringenin improves the sunscreen performance of vegetable nanocarriers
著者 (8件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 480-492  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本報の目的は,開発中のポリフェノール含有日焼け止中の,植物油ベースのナノ構造脂質キャリア(NLC)にカプセル封じした,ナリンゲニン(NAR)の効果を評価することにある。A領域紫外線吸収剤含有ナリンゲニン(NAR-UVA-NLC)とUVA吸収剤単独系(UVA-NLC)両者の,光安定性,UV防御指数(UVPF),抗酸化活性,マウス線維芽細胞L929に対する細胞毒性について,調べた。紫外線照射下での光安定性は,両者とも優れていた。ヒドロゲルに調合したNAR-UVA-NLCは最高の日焼け止効果を示し,SPFは8.4,UVPFは13.8で,比較のUVA-NLC調合物のSPFは6,UVPFは10.5であった。NAR-UVA-NLCで得られた日焼け止指数は,有効な日焼け止特性の根元となり,UVBの87.5%,UVAの81.1%をカットした。短命と長命ラジカルに対する抗酸化活性も,NARとUVA吸収剤共存脂質ナノキャリアにより向上した。低濃度(25,50μg/mL)のナノキャリアは細胞毒性を示さず,NAR系ナノキャリアは細胞生存率を増加させた。in vitro薬物放出試験では,NLC系は放出量とNARの透過率を増加させた。全ての試験結果は,NARは植物性ナノキャリアの抗紫外線性と抗酸化性を向上させたので,開発中の安全で効果的なポリフェノール含有日焼け止に,使用可能であることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
分類
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植物ホルモン  ,  化粧品  ,  ピランの縮合誘導体  ,  芳香族単環フェノール類・多価フェノール 
物質索引 (3件):
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