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J-GLOBAL ID：201702269193475944   整理番号：17A1810921

集束超音波を利用したマイクロプレートからの微小液滴の放出

Ejection of small droplet from microplate using focused ultrasound

著者 (3件)： TANAKA Hiroki (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  MIZUNO Yosuke (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  NAKAMURA Kentaro (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 56  号： 8  ページ： 087202.1-087202.7  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 空気中での液滴の非接触操作における基本的で重要な手順の一つである,マイクロプレートからの単一液滴の放出のための超音波システムを考察した。このシステムでは,マイクロプレートの下に置かれた1.5MHzの凹形変換器を使ってパルス反射法により液面を追跡し,さらに集束超音波のバーストによって1μLの単一液滴を放出した。液滴の放出特性と変換器から液体の表面までの距離,材料特性および集束超音波変換器の励起条件の間の関係を調べた。超音波の強さは単一液滴を放出するように制御しなければならないので,変換器の最適な位置は音圧の焦点から±1mmずれている必要があった。さらに,放出された液滴の体積が液体の表面張力に線形依存し,液滴の体積と放出速度はWebber数とReynolds数およびOhnesolge数によって決まることを実験で検証した。さらに,バースト超音波の持続時間を最適化することにより,液滴の体積と放出速度を制御した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超音波 ,  *実験用器具 ,  *液滴 ,  凹面 ,  パルス反射法 ,  バースト ,  *特性 ,  *距離 ,  *励起 ,  焦点 ,  界面張力 ,  Reynolds数 ,  継続時間 ,  最適化 ,  可制御性 ,  超音波変換器 ,  *放出
準シソーラス用語： *マイクロプレート ,  液面 ,  材料特性 ,  *集束超音波 ,  *微小液滴 ,  *液滴放出

分類 (3件)： その他の音響応用  (BB03100I) ,  実験操作・装置(化学一般)  (CA02000Q) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

引用文献 (52件)：

• S. Konishi, M. Harada, Y. Ogami, Y. Daiho, Y. Mita, and H. Fujita, ETFA 6th Int. Conf., 1997, p. 232.
• S. Mukhopadhyay, J. Donaldson, G. Sengupta, S. Yamada, C. Chakraborty, and D. Kacprzak, IEEE Trans. Magn. 39, 3220 (2003).
• F. Hellman, E. M. Gyorgy, D. W. Johnson, H. M. O'Bryan, and R. C. Sherwood, J. Appl. Phys. 63, 447 (1988).
• R. R. Whymark, Ultrasonics 13, 251 (1975).
• E. G. Lierke, Acustica 82, 220 (1996).

タイトルに関連する用語 (3件)： 集束超音波 ,  微小液滴 ,  放出