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J-GLOBAL ID：201702269200455727   整理番号：17A0559312

Er:YAGレーザ蒸着法によるヒドロキシアパタイト膜の製造のための超音波噴霧器を用いた湿度条件の最適化

Optimization of Humid Conditions Using an Ultrasonic Nebulizer for the Fabrication of Hydroxyapatite Film with the Er:YAG Laser Deposition Method

著者 (4件)： YAMAMOTO Ei (Kindai Univ., Wakayama, JPN) ,  KATO Nobuhiro (Kindai Univ., Wakayama, JPN) ,  HATOKO Yuka (Kindai Univ., Wakayama, JPN) ,  HONTSU Shigeki (Kindai Univ., Wakayama, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 720  ページ： 269-274  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 劣化した歯の治療に生体適合性の高いヒドロキシアパタイト(HA)の被覆が有効と考えられるが,これまで適切な形成方法が確立されていなかった。本研究においては,この課題に対して湿度調整を行なうレーザ蒸着の適用を提案し,実験による検証を行なった。模擬実験としてTi基材をサンプルとし,α-TCP(リン酸三カルシウム)ターゲットを用い常温・常圧条件でEr:YAGレーザによる蒸着を行なった。この際,超音波噴霧器を用いて蒸着環境の湿度調整を行なった。これによって形成した膜についてXRDおよびSEMを用いたキャラクタリゼーションを行なった。この実験から,本手法によってヒドロキシアパタイト(HAp)膜を形成できることが分かったが,均一な膜を形成できる最適湿度条件が存在することを明らかにした。

シソーラス用語： *ヒドロキシアパタイト ,  リン酸カルシウム ,  *レーザ蒸着 ,  圧力 ,  *湿度 ,  噴霧
準シソーラス用語： リン酸三カルシウム ,  常圧 ,  常温 ,  超音波噴霧

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  歯科材料  (GT06000B)

タイトルに関連する用語 (7件)： Er ,  YAGレーザ ,  蒸着 ,  ヒドロキシアパタイト ,  超音波噴霧 ,  湿度 ,  最適化