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J-GLOBAL ID：201702269610119494   整理番号：17A0867628

火打山における1時間当たりの発見頻度(SPH)を用いたライチョウ調査ツアー実施時期及び時間帯の検討

Determining Seasons and Hours Most Suitable for Conducting Rock Ptarmigan Monitoring Tour at Mt. Hiuchi by Using an Observation Opportunity Frequency Measurement-Sightings Per Hour

著者 (4件)： 小川結衣 (筑波大) ,  武正憲 (筑波大 芸術系) ,  佐方啓介 (筑波大 生命環境系) ,  長野康之 (国際自然環境アウトドア専門学校)
資料名： 環境情報科学  (Journal of Environmental Information Science)
巻： 46  号： 2  ページ： 71-76  発行年： 2017年06月30日 
JST資料番号： S0805A  ISSN： 0389-6633  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ライチョウは絶滅危惧種であり,保護増殖事業の対象種である。本研究は,ライチョウツアー参加者の満足度を向上させるために,個体発見機会の多いライチョウ調査登山ツアー実施の時期及び時間帯を検討することを目的とした。個体発見頻度の高かった調査時期・調査時間帯を把握するために,「1時間当たりの個体発見回数の平均(Sightings Per Hour:SPH)」を求め,調査時期,調査時間帯ごとにSPHの差を比較した。その結果,調査時期に関しては,残雪期調査が夏調査,秋調査に比べ,秋調査が夏調査に比べ有意にSPHが高いことが明らかになった。調査時間帯に関しては,午前調査と午後調査とで,SPHに有意差は認められなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 山岳地 ,  *キジ類 ,  絶滅危惧種 ,  生息分布 ,  *実態調査 ,  比率 ,  季節的変動 ,  頻度
準シソーラス用語： *ライチョウ ,  発見率 ,  出現頻度

分類 (2件)： 自然保護  (SB06000L) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 発見 ,  頻度 ,  SPH ,  ライチョウ ,  調査 ,  ツアー ,  実施 ,  時間帯