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J-GLOBAL ID:201702269658113605   整理番号:17A0937290

便秘を有するマウスにおける腸内細菌叢および短鎖脂肪酸の組成に及ぼす種々の用量での異なるオリゴ糖の影響【Powered by NICT】

Effects of different oligosaccharides at various dosages on the composition of gut microbiota and short-chain fatty acids in mice with constipation
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 1966-1978  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2339A  ISSN: 2042-6496  CODEN: FFOUAI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,ロペラミドにより誘導された便秘を有するマウスの腸における微生物相の組成および活性に及ぼす0.8,4g/日/kg体重と8g/日/kg体重の用量で三種類の少糖類(95%FOS(FOS95)から成るフラクトオリゴ糖(FOS)定式化;90%IMO(IMO90)から成る90%GOS(GOS90)およびイソマルトオリゴ糖(IMO)定式化から成るガラクトオリゴ糖(GOS)定式化)の影響を評価することであった。オリゴ糖は胃内17日間1日1回特定病原体未感染BALB/cマウスに投与した。糞便は飼養試験中に収集し,16S rDNAアンプリコン分析に供した。便秘指標,腸内細菌叢の変化と代謝活性はオリゴ糖の影響を評価するために測定した。結果はオリゴ糖は,糞便の含水量と小腸通過速度の両方を増加させることにより便秘を処理したことを示した。便秘の治療に必要な用量は異なっていた少糖類の異なっていた。高用量GOS90便秘除去における最も有効で,続いて中用量FOS95とIMO90であった。糞便試料は少糖類処理後に調べた。全三オリゴ糖は酢酸の比を増加させ,糞便中のプロピオン酸及び酪酸の割合を減少させた。酢酸の比および酪酸の濃度の増加は,便秘に相対的に大きな影響を及ぼすことが分かった。少糖類で処理した後,マウスの腸微生物叢は,Firmicutes,BacteroidetesおよびActinobacteriaが支配的であった。属レベルでは,少糖類処理は乳酸桿菌属およびBifidobacteriumのレベルを増加させOdoribacter,AlistipesとBacteroidesのレベルを低下させた。結論として,著者らの結果は,栄養補助食品として投与した少糖類は,糞便の含水量を増加させ,腸通過時間を減少させ,腸内微生物叢の組成を調節し,便秘を有するマウスの糞便中の短鎖脂肪酸の濃度を増加させることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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砂糖以外の糖  ,  免疫反応一般  ,  食品の化学・栄養価 

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