抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気候変動への対応も含めて,洪水対策と洪水予測技術の最新動向を紹介した。水災害を防止・軽減するための対策には,治水施設の設置・強化により洪水災害を防止・軽減するハード対策と,防災活動やダム操作,ハザードマップ作成などにより防災・減災を図るソフト対策に大別される。こうした対策を効果的に実施するためには洪水予測が欠かせない。洪水予測は対策やその目的により三種類に分かれる。本稿では,発生頻度に対応する洪水の大きさの予測,物理的に起こりうる最大クラスの洪水予測,およびリアルタイムでの洪水予測の三種類の洪水予測と予測技術について,気候変動への対応も含めて説明した。また,情報通信技術と洪水予測技術の発展についても述べた。