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J-GLOBAL ID：201202203682219519   整理番号：12A1050710

20kmグリッドのMRI-AGCM3.2を用いた気候シミュレーション

Climate Simulations Using MRI-AGCM3.2 with 20-km Grid

著者 (12件)： MIZUTA Ryo (Meteorological Res. Inst.) ,  YOSHIMURA Hiromasa (Meteorological Res. Inst.) ,  MURAKAMI Hiroyuki (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.) ,  MATSUEDA Mio (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.) ,  ENDO Hirokazu (Meteorological Res. Inst.) ,  OSE Tomoaki (Meteorological Res. Inst.) ,  KAMIGUCHI Kenji (Meteorological Res. Inst.) ,  HOSAKA Masahiro (Meteorological Res. Inst.) ,  SUGI Masato (Japan Agency for Marine-Earth Sci. and Technol.) ,  YUKIMOTO Seiji (Meteorological Res. Inst.) ,  KUSUNOKI Shoji (Meteorological Res. Inst.) ,  KITOH Akio (Meteorological Res. Inst.)
資料名： Journal of the Meteorological Society of Japan  (Journal of the Meteorological Society of Japan)
巻： 90A  ページ： 233-258 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0095A  ISSN： 0026-1165  CODEN： JMSJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 約20kmのグリッドサイズの気象研究所(MRI)の新しいバージョンの大気大循環モデルが開発された。20-kmモデルの前バージョン,MRIAGCM3.1は数値天気予報運用モデルから開発され,熱帯低気圧や東アジアモンスーンや極端な事象そしてブロッキングの未来変化を含む地球温暖化によって引き起こされる起こりうる気候変動に関する情報を提供した。新しいバージョンのMRI-AGCM3.2では,我々はモデル気候を改良する様々な新しいパラメタリゼーションスキームを導入した。新しいモデルを用いて我々は現在の気候実験を海面水温の観測値を用いて行った。モデルは西部熱帯太平洋周辺の激しい月平均降水量や,熱帯低気圧の全球的分布や東アジアの夏季モンスーンの季節進行,そして太平洋のブロッキングのシミュレートにおいて改良を示した。モデル気候学の向上はスキルスコア(例:タイラーのスキルスコア)を用いて数値的に裏付けられた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： シミュレーション ,  *気候 ,  *地球温暖化 ,  パラメタリゼーション ,  *数値予報 ,  大気大循環モデル

分類 (1件)： 大気大循環,熱帯気象  (DC05060G)

タイトルに関連する用語 (2件)： グリッド ,  気候シミュレーション