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J-GLOBAL ID:201702270007425800   整理番号:17A0540461

実環境における多点制御法を用いた複数エリア再生

Multiple sound zone generation by using multi-point control method in real environment
著者 (3件):
資料名:
巻: 116  号: 477(SP2016 77-141)  ページ: 339-344  発行年: 2017年02月22日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,音を特定のエリアへ再生する技術を用いて,複数のエリアに異なる音声を再生する手法を提案する。音を任意のエリアに再生する技術として,境界音場制御に基づいた多点制御法が提案されている。多点制御法は空間上の任意の位置に応答制御点と抑圧制御点を設置し,音源と各制御点までの空間相関行列に基づき制御点上での音圧特性を制御することで,限られた方向やエリアに音を再生する手法である。複数エリアは多点制御法によってそれぞれの音声を異なる場所へ再生し,それらの音声を重ねることで実現が可能となる。本研究では,16ch直線スピーカアレーを用いて複数の領域に異なる音声を再生する手法について,計算機シミュレーションと防音室における実環境実験により検討を行った。制御点配置については抑圧したいエリアの境界に抑圧制御点を設置することで抑圧エリアへの音の漏えいが減少し,複数エリア再生が可能であることを確認した。また,実環境で使用する伝達関数について,相対音圧と主観評価実験により検討を行った。その結果,応答制御点のみインパルス応答を測定し,抑圧エリアの伝達関数を自由空間伝達関数で置き換える手法が,すべての制御点でインパルス応答を測定した手法と比べて差が見られないことから,インパルス応答を測定する制御点数の削減について有効であることを確認した。(著者抄録)
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分類 (1件):
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音声処理 
引用文献 (14件):
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