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J-GLOBAL ID：201702270808041173   整理番号：17A0979905

九十九里浜全域における地盤沈下を考慮した沿岸漂砂量分布の算定

著者 (5件)： 大木康弘 (一般財団法人土木研究センター 河川・海岸研究部) ,  宇多高明 (一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室 兼日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  大谷靖郎 (一般財団法人土木研究センター 河川・海岸研究部) ,  五十嵐竜行 (一般財団法人土木研究センター 河川・海岸研究部) ,  三波俊郎 (海岸研究室(有))
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_775-I_780(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 九十九里浜では,漂砂源の枯渇や地下水汲み上げに起因する地盤沈下などにより侵食が著しく進んできている.本研究では,1947年以降の空中写真や深浅データなどの現地データを基礎として,侵食対策の立案のために九十九里浜全域の沿岸漂砂量分布を算定するとともに,地盤沈下に基づく沿岸漂砂量分布の補正を行い,ネットでの漂砂量分布の変遷を明らかにした.また,九十九里浜全域を3区分(北九十九里浜,中央部,南九十九里浜)し,各地域ごとの侵食実態の詳細検討も行った.(著者抄録)

シソーラス用語： *海浜 ,  *地盤沈下 ,  *漂砂 ,  海岸侵食 ,  侵食作用 ,  変化 ,  水利用 ,  変形 ,  数値計算
準シソーラス用語： 九十九里浜 ,  *沿岸漂砂 ,  汀線変化 ,  地下水汲上げ ,  海浜変形 ,  再現計算

著者キーワード (5件)： Kujukuri Beach ,  shoreline change ,  longshore sand transport ,  ground subsidence ,  pumping-up of ground water

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (6件)：

• 1) 宇多高明:急速に進む九十九里浜の侵食,科学,Vol. 82,No. 11,pp. 1229-1238,2012.
• 2) 清水達也,宇多高明,熊田貴之,中橋正,保田英明:九十九里浜北部(飯岡漁港~片貝漁港)の長期的地形変化,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol. 68,No. 2,pp. I_642-I_647,2012.
• 3) 宇多高明,野志保仁,熊田貴之,水垣浩,宇野晃一:九十九里浜北部(飯岡漁港~片貝漁港)の地形変化の再現と長期予測,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69,No. 2,pp. I_531-I_535,2013.
• 4) 宇多高明,大谷靖郎,五十嵐竜行,大木康弘:沿岸漂砂と地盤沈下に起因する南九十九里浜の海浜変形の再現計算,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_691-I_696,2015.
• 5) 淡野寧彦,丸山美沙子,今野良裕,高橋裕士,藤田和史,兼子純:千葉県九十九里地域における天然ガス利用による工業の立地と事業転換,地域研究年報,28,2006,pp. 101-126.

タイトルに関連する用語 (6件)： 九十九里浜 ,  地盤沈下 ,  沿岸 ,  漂砂量 ,  分布 ,  算定