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J-GLOBAL ID：201702271322239709   整理番号：17A0663912

新鮮果実及び野菜からのE.coli及びSalmonellaのバイオフィルムに関する研究

Study on E. coli and Salmonella biofilms from fresh fruits and vegetables

著者 (3件)： AMRUTHA Balagopal (Pondicherry Central Univ., Puducherry, IND) ,  SUNDAR Kothandapani (Pondicherry Central Univ., Puducherry, IND) ,  SHETTY Prathapkumar Halady (Pondicherry Central Univ., Puducherry, IND)
資料名： Journal of Food Science & Technology  (Journal of Food Science & Technology)
巻： 54  号： 5  ページ： 1091-1097  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： E0090C  ISSN： 0022-1155  CODEN： JFSTAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 果実及び野菜から分離した菌のバイオフィルム形成能を調べ,運動性及びクオラムセンシングを評価した。E.coli 35株,Salmonella種18株の35株を分離した。バイオフィルム形成のスクリーニング法として,CRA(コンゴーレッド寒天)プレート試験は感度,特異性及び精度が低く,走査電子顕微鏡(SEM)では凝集形成を確認出来,試験管法では検知の特異性が高く,運動性は弱く,マイクロプレート(MTP)アッセイは精度が高く信頼できる結果となった。E.coli 4株及びSalmonella 1株はクオラムセンシング分子(AHL)を生成する事が分かった。E.coli 2株は多量の菌対外多糖類(EPS)を生産した。PCRによりバイオフィルムに特異的な遺伝子のIca A及びSdi遺伝子を分析し,Salmonella種の2株はLUX R相同遺伝子のsdi Aの存在を確認した。新鮮果実及び野菜の表面にはバイオフィルム生成能を有する菌が存在し,衛生的な取り扱いの必要性が示された。

シソーラス用語： 果物 ,  野菜 ,  *大腸菌 ,  *サルモネラ属 ,  *生物膜 ,  細胞情報伝達 ,  食品衛生
準シソーラス用語： クオラムセンシング

分類 (2件)： 食品衛生一般  (FJ01051H) ,  微生物生理一般  (EG03051L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 果実 ,  野菜 ,  Salmonella ,  バイオフィルム ,  研究