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J-GLOBAL ID:201702271366479092   整理番号:17A0506650

石灰焼成炉内での廃プラスチックと廃木材の混合ペレットの燃焼性評価

著者 (7件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 28-33(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U1021A  ISSN: 1882-6121  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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廃プラスチックペレットは,石灰焼成炉において使用されるCOG(コークス炉ガス)の重要な代替燃料の一つである。しかし,廃プラスチックの発生量には限りがある。そこで,廃木材を利用する可能性について検討し,廃プラスチックと廃木材を混合したペレットを開発した。ペレットの燃焼性を明らかにするためラボスケールの試験を実施し,さらに実機の石灰焼成炉への吹込み試験を実施した。廃木材を重量比で10,20,30%混合したペレット(直径6 mm)の燃焼時間は,1000°Cにおいて,いずれも約25秒であった。この燃焼時間は,従来から使用している廃プラスチック単独のペレットの燃焼時間と同等であった。次に,廃木材を重量比で10%混合したペレットを実機の石灰焼成炉に吹込んだ。このとき,コークス炉ガスと混合ペレットの両方を吹込んで操業した際に必要であった投入熱量は,コークス炉ガス単独で操業したときの投入熱量と比較して5%減少した。この結果は,従来から使用している廃プラスチック単独のペレットと同様であった。この効果は,ペレットが石灰焼成炉の中の石灰石の近傍で燃焼したことによりもたらされた。これらの結果は,廃木材を重量比で10%混合したペレットが,従来から使用している廃プラスチック単独のペレットと同様にCOGの代替燃料として利用可能であることを示している。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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資源回収利用  ,  パルプ原料とその調製 
引用文献 (14件):

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