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J-GLOBAL ID：201702271826593695   整理番号：17A1370113

テンプレートマッチングベースのゲーム戦略とテンプレートサイズの違いによる戦略の変化の分析

Pattern-matching-based game strategies and the strategy difference in pattern sizes

著者 (2件)： 中野正隆 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  山口佳樹 (筑波大 システム情報系)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 221(RECONF2017 22-36)  ページ： 1-6  発行年： 2017年09月18日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では,2人零和完全情報ゲームの一種であるTRAXを題材として,テンプレートマッチング法をベースとした,3手先読みが可能なゲームプレーヤーを提案し,評価におけるテンプレートのサイズの重要性を明らかにする。提案するアプローチでは,回転や線対称化した形を除いて約300個のテンプレートを使用した。また,使用するテンプレートには2×2から8×8までの様々なサイズのテンプレートが含まれる。分析結果に関しては,基本的には使用するテンプレートサイズを拡張するほどTRAXプレーヤーの強さは向上していった。また,処理時間に関しては,最大使用テンプレートサイズを6×6にした時が,1テンプレート当たりの平均処理時間が最も小さくなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *FPGA ,  *ゼロ和ゲーム ,  *二人ゲーム ,  Nash均衡 ,  *パターンマッチング ,  評価基準 ,  木【グラフ】 ,  探索問題 ,  ハードウェア記述言語 ,  回路設計 ,  評価試験 ,  CPU時間
準シソーラス用語： 完全情報ゲーム ,  TRAX ,  テンプレートマッチング ,  評価法 ,  ゲーム木

分類 (2件)： ゲーム理論  (KA03060T) ,  集積回路一般  (NC03161C)

引用文献 (14件)：

• 松本剛,岡本敏雄,完全情報ゲームへの経験則適用による探索空間の縮小と評価,一般社団法人電子情報通信学会,電子情報通信学会技術研究報告,Vol.95,No.55,pp.35-42,1995.
• G.M. Adelson Velskiy, V.L. Arlazarov, and M.V. Donskoy, “Some methods of controlling the tree search in chess programs”, Artificial Intelligence, Vol.6, No.4, pp.361-371, 1975.
• 鶴岡慶雅,コンピュータが将棋を制する日:3.将棋プログラムの現状と未来,情報処理,Vol.46,No.7,pp.817-822,2005.
• Donald Bailey, “TRAX Strategy For Beginners Third Edition”, D.G. Bailey, 2015.
• HEART 2017 Design competition, http://www.ruhr-uni-bochum.de/heart2017/dc2017.html.

タイトルに関連する用語 (6件)： テンプレートマッチング ,  ゲーム ,  戦略 ,  テンプレート ,  サイズ ,  分析