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J-GLOBAL ID：201702271905750507   整理番号：17A0684298

淀川流域における外来魚類の生息状況

Present status of non-native fishes in the Yodo River basin, Japan

著者 (12件)： 川瀬成吾 (大阪府環境農林水産総合研 水生生物セ) ,  川瀬成吾 (琵琶湖博物館) ,  川瀬成吾 (近畿大 農) ,  川瀬成吾 (大阪経済法科大) ,  石橋亮 (大阪府環境農林水産総合研 水生生物セ) ,  内藤馨 (大阪府環境農林水産総合研 水生生物セ) ,  山本義彦 (大阪府環境農林水産総合研 水生生物セ) ,  鶴田哲也 (大阪産大 人間環境) ,  田中和大 (近畿大 大学院農学研究科) ,  木村亮太 (近畿大 農) ,  小西雅樹 (近畿大 大学院農学研究科) ,  上原一彦 (大阪府環境農林水産総合研 水生生物セ)
資料名： 保全生態学研究  (Japanese Journal of Conservation Ecology)
巻： 22  号： 1  ページ： 199-212  発行年： 2017年05月30日 
JST資料番号： L4819A  ISSN： 1342-4327  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 淀川流域における外来魚類の生息現況を明らかにするために,採集および文献調査を行った。231地点の採集調査の結果,12種の国外外来種(採集地点が多い順に,オオクチバス,ブルーギル,カダヤシ,カムルチー,タウナギ,コクチバス,ナイルティラピア,アリゲーターガー,ニジマス,カラドジョウ,チャネルキャットフィッシュ,コウタイ)と2種の国内外来種(ヌマチチブ,ワカサギ)が採集された。アリゲーターガー,カラドジョウは当流域(本調査範囲内),チャネルキャットフィッシュは淀川における初記録となった。河川本流と河道内氾濫原(ワンド・タマリ・二次流路)では,オオクチバス,ブルーギル,ヌマチチブ,カムルチーの,農業水路や支流などの周辺水域ではカダヤシ,オオクチバス,ブルーギル,タウナギの出現率が高かった。オオクチバス,ブルーギルは流域全体に広がっており,カダヤシ,ヌマチチブ,カムルチーも比較的広範囲に出現した。文献調査では,さらに4種(ソウギヨ,バクレン,コクレン,タイワンドジョウ)の外来魚類の記録が見つかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *外来種 ,  *淡水魚 ,  *河川流域 ,  生息環境 ,  生息場所 ,  生息密度 ,  オオクチバス ,  ブルーギル ,  カダヤシ ,  ハゼ科 ,  *調査 ,  スズキ類 ,  生体試料 ,  Ictalurus punctatus
準シソーラス用語： コクチバス ,  ヌマチチブ ,  生息状況 ,  *生息調査 ,  組織切片 ,  *淀川水系

分類 (1件)： 個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 淀川 ,  流域 ,  外来魚 ,  生息状況