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J-GLOBAL ID:201702272441936355   整理番号:17A0499360

低温におけるメタノール,エタノールおよび1-プロパノールと水中の極性および非極性化学種との相互作用

Interactions of methanol, ethanol, and 1-propanol with polar and nonpolar species in water at cryogenic temperatures
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 2583-2590  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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メタノールは水和物形成の強い抑制剤として知られているが,エタノールおよび1-プロパノールのクラスレート水和物は支援ガスの存在で形成させることができる。アルコールの親水性および疎水性の効果を解明するために,昇温脱離および飛行時間二次イオン質量分析法を用いてガラス状の水,液体の水および結晶水中で簡単な溶質化学種とのアルコールの相互作用を検討した。非晶質固体の水の膜の下に埋込んだ非極性溶質化学種は結晶化時に放出されたが,メタノール添加物が共存すると水結晶化に耐える傾向があった。CO2添加物は結晶化後にメタノール脱着と共に放出された。これらの結果は,メタノールとともに会合的に水和した(すなわちケージ化された)非極性化学種が水結晶化に耐えることができることを強く示唆した。これに対して,エタノールおよび1-プロパノール添加物は水結晶化時に非極性化学種の脱水にあまり影響を及ぼさず,前者は後者とは別々にケージ化される傾向があることを示唆する。脂肪族基長さに応じて異なるアルコールの親水性挙動対疎水性挙動は,アルコールの表面偏析の異なる能力および水結晶化速度に対するそれらの効果に表れた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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物理化学一般その他  ,  分子化合物 

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