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J-GLOBAL ID：201702272507464730   整理番号：17A0182777

ペルフルオロカルボアミド/炭酸カルシウム/フッ化カルシウムナノ複合材料を用いた超両親媒性と超疎油超親水性の間で制御された濡れ性を有する改質表面の簡易生成:油と水の分離への応用

Facile creation of modified surface possessing the controlled wettability between superamphiphobic and superoleophobic-superhydrophilic characteristics by using perfluorocarboxamides/calcium carbonate/calcium fluoride nanocomposites: Application to the separation of oil and water

著者 (6件)： SAITO Tomoya (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  TSUSHIMA Yusei (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN) ,  HONDA Tsunetoshi (Mitsubishi Materials Electronic Chemicals Co., Ltd, Akita, JPN) ,  KAMIYA Takeshi (Mitsubishi Materials Electronic Chemicals Co., Ltd, Akita, JPN) ,  FUJITA Masato (Mitsubishi Materials Electronic Chemicals Co., Ltd, Akita, JPN) ,  SAWADA Hideo (Hirosaki Univ., Hirosaki, JPN)
資料名： Journal of Composite Materials  (Journal of Composite Materials)
巻： 50  号： 27  ページ： 3831-3842  発行年： 2016年11月 
JST資料番号： B0859A  ISSN： 0021-9983  CODEN： JCOMB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 種々のペルフルオロアシルフルオリドと炭酸カルシウムナノ粒子をアルカリ条件下で反応させることにより,数種のペルフルオロカルボアミド/炭酸カルシウム/フッ化カルシウムナノ複合材料を作製し,これらを用いてガラスの表面改質を行った。環状のペルフルオロアルキル単位を持つナノ複合材料は,ガラスの改質表面に超親水性を伴う良好な疎油性をもたらした。線形のペルフルオロアルキル単位を持つナノ複合材料は,アシルフルオリドと炭酸カルシウムナノ粒子の比を調整することにより,超両親媒性と超疎油超親水性との間で濡れ性を制御することができた。濡れ性の異なるフッ化ナノ複合材料で改質したPET布や濾紙は,油と水の混合物,水中油滴エマルジョン,及びフルオロカーボンと炭化水素の混合物の分離膜として用いることができた。

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  *表面改質 ,  カルボン酸 ,  カルボアミド ,  炭酸カルシウム ,  フッ化カルシウム ,  両親媒性 ,  性質 ,  親水性 ,  *濡れ ,  酸フッ化物 ,  アルキル基 ,  油水分離
準シソーラス用語： ペルフルオロカルボン酸 ,  疎油性 ,  *濡れ性 ,  アシルフルオリド ,  ペルフルオロアルキル基

分類 (1件)： 物理的性質一般  (YH02021U)

タイトルに関連する用語 (11件)： 炭酸カルシウム ,  フッ化カルシウム ,  ナノ複合材料 ,  両親媒性 ,  超親水性 ,  濡れ性 ,  改質 ,  簡易 ,  油 ,  水 ,  応用