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J-GLOBAL ID:201702272689816061   整理番号:17A1427794

リゾチームと銀ナノ粒子との相互作用の調査:結合挙動と速度論【Powered by NICT】

Exploring the interaction of silver nanoparticles with lysozyme: Binding behaviors and kinetics
著者 (5件):
資料名:
巻: 157  ページ: 138-145  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生体分子biocoronaを形成するためのナノ粒子相互作用の役割はナノ粒子の挙動の鍵であり,生理学的環境におけるその結果である。吸着biocoronaはin vivoでナノ材料の運命を決定する,ナノ粒子を用いた蛋白質の動的相互作用の包括的な理解が必須である。ここでは,生理的条件下でのモデル蛋白質,蛍光,同期蛍光を用いて銀ナノ粒子(AgNP)をリゾチーム,紫外可視吸収スペクトルと円偏光二色性(CD)技術の相互作用を調べた。結果は,リゾチームへのAgNPの結合は静的消光機構である可能性があることを示した。蛍光スペクトルデータの解析により,結合定数と熱力学的パラメータを決定し,リゾチームへのAgNPの結合は自発的プロセスであることを示唆している。さらに,AgNPsとリゾチーム間に作用する主要な力は疎水性相互作用である可能性があることを実証した。同時に,AgNPsにより誘発されたリゾチームの立体配座変化が同期蛍光分光法およびCD技術を用いて調べた。速度論研究の結果は,AgNP表面上のリゾチームの吸着は,明らかなヒステリシス効果を持つ擬二次速度論的特性に従う傾向があることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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