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J-GLOBAL ID:201702272788769498   整理番号:17A0496179

PEG化オリゴヌクレオチド類のハイブリダイゼーション熱力学および蛋白質アクセシビリティへのPEG構造の効果

Effect of PEG Architecture on the Hybridization Thermodynamics and Protein Accessibility of PEGylated Oligonucleotides
著者 (6件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 1239-1243  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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PEG化は,治療目的でオリゴヌクレオチド類を修飾するための,魅力的アプローチである。PEG結合は,オリゴヌクレオチドと蛋白質との相互作用を減少させる効果を有することから,オリゴヌクレオチドが本質的に有する生物薬剤としての欠点,すなわち,脆弱な酵素安定性,迅速なボディクリアランス,不必要な免疫活性化などを克服するのに役立つ。しかし,PEG構造の効果,ならびに,PEGコンポーネントが,オリゴヌクレオチドのハイブリダイゼーションに干渉するメカニズムについては,ほとんどわかっていない。本研究において著者らは,線形,Y型,および,ブラシ-タイプの各PEGを含む,複数のDNAコンジュゲート類を対象にして,これらのハイブリダイゼーション熱力学および蛋白質アクセシビリティーの,総合的比較を試みた。その結果,PEG化DNAは,相反する2種類の効果を有することがわかった。すなわち,局所的な容積排除効果および化学的相互作用であり,それぞれの強さは,構造に依存した。特に,ブラシ構造PEGは,線形やY型のPEG類に比較して,著しく大きな容量の,蛋白質遮蔽スペースを与えることがわかった。一方で,遊離DNAと比較して,DNAハイブリダイゼーションに有利な,ほとんど理想な自由エネルギーを維持できることがわかった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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生物科学研究法一般  ,  核酸一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  生化学的分析法  ,  計算理論 

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