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J-GLOBAL ID:201702272798283421   整理番号:17A0089303

Cu(II)又はCr(III)イオンで修飾した二酸化チタン上の可視光照射による4-クロロフェノールの光触媒分解

Photocatalytic degradation of 4-chlorophenol on titanium dioxide modified with Cu(II) or Cr(III) ion under visible light irradiation
著者 (3件):
資料名:
巻: 527  ページ: 109-115  発行年: 2016年10月25日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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出発物質としてTi(OC3H7)4を用いたゾルーゲル法又はルチル型TiO2の含浸によるグラフト法によりCu2+又はCr3+イオンで修飾したTiO2(M-TiO2,M-グラフトTiO2)を合成した。ゾルーゲル法において,TiO2ゾルの透析有り無しの調製(それぞれM-TiO2(D)又はM-TiO2(ND))によりM-TiO2のBrunauer-Emmett-Teller(BET)表面積を変えた。ゾル-ゲル法を用いることによっても,イオンサイズがTi4+より大きいCu2+はドープ出来ないが,比較的弱い相互作用のためTiO2に取り込まれる。Cu-TiO2(D),Cu-TiO2(ND)又はCu-グラフトTiO2を0.1moldm-3濃度のHCl酸性溶液に浸すとCu2+イオンの溶出が見られた。可視光照射による4-クロロフェノール(4-CP)分解の光触媒活性の序列はCu-グラフトTiO2>Cu-TiO2(ND)>Cu-TiO2(D)であった。CuグラフトTiO2の光触媒活性はTiO2表面のCu2+イオンの数密度の増加と同時に直線的に減少することを見出した。一方,Ti4+と同じサイズのCr3+イオンの場合,ゾルーゲル法によりTiO2にCr3+をドーピングすると光触媒活性は著しく増加した。透析をすることによりBET表面積が増加すると光触媒活性は向上した。本論文はゾルーゲル法で調製したCrドープTiO2が水中の非分解性有機汚染物質の1つである4-CPの分解に関してCuグラフトTiO2に勝っていることを,より高い光触媒活性と酸性条件での化学安定性の観点から明らかにしている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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光化学一般  ,  分解反応  ,  塩基,金属酸化物 
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