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J-GLOBAL ID：201702273110436252   整理番号：17A1307284

10^-6に挑むハイバリア FILE 1)柔軟性強化ハイバリアプラスチックの開発

著者 (1件)： 中山弘 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： コンバーテック  (Convertech)
巻： 45  号： 10  ページ： 73-75  発行年： 2017年10月15日 
JST資料番号： Y0873A  ISSN： 0911-2316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： WVTR(Water Vapor Transmission Rate)10^-6のバリア性能に挑む柔軟性強化ハイバリアプラスチックの開発について述べた。具体的には,まず,10^-6g/m²/dayのバリア性能の膜による高度食品包装用ナノバリア技術の応用として,酸素バリア性能と水蒸気バリア性能を有する膜構造について述べた。さらに,OPP(Oriented Poly-Propylene)フィルムで包装された食品の保存期間延長の可能性を検討する実験として,アイソタクチック構造の上にハイバリア膜の成膜実験を実施し,SiCON,SiCN,SiCNFの3面上の膜成長結果を示し,ハイバリアプラスチックフィルムの包装は確実なものになることを示唆した。

シソーラス用語： *プラスチックフィルム ,  透過率 ,  ガスバリヤ性 ,  食品包装 ,  *包装材料 ,  *膜構造 ,  *ナノテクノロジー ,  ポリプロピレン ,  *薄膜成長 ,  重合体 ,  *強化プラスチック ,  *フレキシブル包装 ,  膜厚
準シソーラス用語： イソタクチックポリマ ,  *ハイバリヤフィルム ,  酸素バリア性 ,  *食品包装フィルム ,  水蒸気バリヤ性 ,  *水蒸気透過率

分類 (3件)： 包装材料  (YH06030Q) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

引用文献 (5件)：

• 中山 弘、和倉慎治: コンバーテック, 44, 12, p.97-99 (2016)
• Mod. Plastic. International, 23, (1) (1993)
• 沖山聰明編著: プラスチックフィルム, 技報堂出版, p.12 (1995)
• 岩森 暁: 高分子表面加工学, 技報堂出版, p.4 (2005)
• 食品ロス削減シンポジウム, コンバーテック, 41, 5, p.2-7 (2013)

タイトルに関連する用語 (3件)： バリア ,  強化 ,  開発