抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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蚕のシルク関する知識をヒゲナガカワトビケラのシルクに応用できることから研究に着手した。ヒゲナガカワトビケラの体内から取り出した繭糸腺の重ささは湿潤状態で40mgであり,短時間水に触れるだけで白濁し,水に不溶化する現象が初めて確認された。絹糸腺から押しだされる溶液状態のシルクは短時間で凝固し始め時間が経つにつれて凝固状態が進行した。ヒゲナガカワトビケラのシルクが水中で固まる性質を活用すると,水中セメントとして歯科分野などの分野で広く活用できる可能性がある。