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J-GLOBAL ID：201702273587708861   整理番号：17A1813356

伸びの相関に対する一列縦隊拡散におけるケージ破壊事象の効果

Effects of Cage-Breaking Events in Single-File Diffusion on Elongation Correlation

著者 (2件)： OOSHIDA Takeshi (Tottori Univ., Tottori, JPN) ,  OTSUKI Michio (Shimane Univ., Matsue, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 86  号： 11  ページ： 113002.1-113002.5  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ケージに入った粒子の集団運動を,1次元コロイド系における伸び(すなわち,2つの標識を付けた粒子間の過剰な距離)を計算して,粒子がケージから飛び出す追い越し事象の効果に焦点を当てて研究した。追い越し効果は短い長さスケールでより顕著になり,2時間伸び相関は追い越しが原因となった時効挙動を見せることを解析的に示し,数値的に確かめた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： コロイド ,  拡散 ,  変位 ,  軟質材料 ,  *Langevin方程式 ,  両端間距離 ,  時効 ,  伸び ,  運動
準シソーラス用語： ソフトマター ,  *一列縦隊拡散 ,  集団運動 ,  *平均二乗変位

分類 (1件)： ゆらぎ,ランダム過程,Brown運動,輸送過程の一般的理論  (BA08020B)

引用文献 (30件)：

• M. Doi and S. F. Edwards, The Theory of Polymer Dynamics (Oxford University Press, Oxford, U.K., 1986).
• T. Saito and T. Sakaue, Phys. Rev. E 92, 012601 (2015).
• T. E. Harris, J. Appl. Probab. 2, 323 (1965).
• S. Alexander and P. Pincus, Phys. Rev. B 18, 2011 (1978).
• T. Ooshida, S. Goto, T. Matsumoto, and M. Otsuki, Biophys. Rev. Lett. 11, 9 (2016).

タイトルに関連する用語 (6件)： 伸び ,  相関 ,  拡散 ,  ケージ ,  破壊 ,  事象