抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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セキュリティ機能と安全機能の関係についてISO26262をベースとした車両開発を想定した場合のセキュリティ機能の要件定義を検討する。機能安全とセキュリティの要件定義/設計を統合し,安全機能とセキュリティ機能の相互関係を明確にするために,安全/セキュリティ機能の動作をモデル化,それにしたがい,安全/セキュリティ機能の界面を明確化,相互の関連を確認可能にした。また,セキュリティ脅威分析リスク評価を,機能安全設計での各段階での利用情報に応じた脅威分析粒度を定義して段階的に実施すること,並びにASIL相当のレベル分けに関しては,リスク評価を,具体的な脅威の導出が可能になる時点でのCRSS値の指定と置き換えた。このことで,要件定義の上流での,脅威の具体化に必用とおもわれる詳細技術情報を不要とし,分散開発に適応した要件定義/設計手法とした。(著者抄録)