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J-GLOBAL ID：201702273996127358   整理番号：17A0906304

JIMAの魅力を大公開 研究プロジェクト紹介 集合知メカニズムの産業応用-事業・市場部門 研究プロジェクト-

著者 (1件)： 水山元 (青山学院大)
資料名： 経営システム  (Communications of Japan Industrial Management Association)
巻： 27  号： 2  ページ： 81-86  発行年： 2017年07月15日 
JST資料番号： L2671A  ISSN： 0917-6241  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「集合知メカニズムの産業応用」というプロジェクトでの研究活動の内容とその意義・魅力などについて述べた。まず,「集合知メカニズム」とは,予測市場を一般化した概念であり,集合知を形成する仕組みを捉えるためのモデル,あるいはフレームワークであることを述べた。そして,集合知メカニズムは,複数の参加者の「知的貢献」を成果物として知に変換するプロセスという側面を持つとして,参加者のインセンティブ,参加者間のインタラクション,インタラクションを支援する情報提供としてのインタフェイスについて議論した。次に,集合知メカニズムの活用例として,予測市場,デルファイ法,ウィキペディア他5例について,成果物,インタラクション,インセンティブ,インタフェイスを一覧で提示した。次に,集合知メカニズムの理論的研究として,ゲーム理論の拡張,経済学実験他を挙げた。最後に,応用的研究として「集合知メカニズムを埋め込むことによるサービスイノベーション」と称する可能性調査の内容を紹介した。

シソーラス用語： *情報 ,  集合 ,  *予測技法 ,  市場 ,  ユーザインタフェイス ,  機構 ,  統合 ,  知識 ,  対話処理 ,  産業
準シソーラス用語： インタラクション ,  メカニズム ,  *集合知 ,  集合知メカニズム ,  知識統合 ,  *予測市場

分類 (2件)： 人工知能  (JE08000Z) ,  生産工学一般  (KB01000U)

引用文献 (17件)：

• 水山 元: ′′特集 「予測市場と集合知」を企画して′′, 経営システム, Vol.20, No.5, p.233 (2010)
• 水山 元,谷口忠大: ′′特集: 集合知メカニズムとコミュニケーション場の設計と応用′′, 日本経営工学会論文誌, Vol.65, No.3, p.143 (2014)
• 水山 元: ′′集合知に基づく予測ツールとしての予測市場技術とその需要予測への応用′′, オペレーションズ・リサーチ, Vol.55, No.4, pp.215-220 (2010)
• 水山 元: ′′予測市場による経営の意思決定支援に向けて′′, 経営システム, Vol.20, No.5, pp.243-248 (2010)
• 水山 元: ′′予測市場とその周辺′′, 人工知能学会誌, Vol.29, No.1, pp.34-40 (2014)

タイトルに関連する用語 (10件)： 魅力 ,  公開 ,  研究 ,  プロジェクト ,  集合知 ,  メカニズム ,  産業応用 ,  事業 ,  市場 ,  部門