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J-GLOBAL ID:201702274038060964   整理番号:17A0589878

飼料要求率改善への道「PigINFO」から読み解くFCR

著者 (1件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 20-23  発行年: 2017年05月01日 
JST資料番号: L0749A  ISSN: 0915-9622  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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飼料要求率(FCR)とは,対象動物の体重と給与飼料量の比率から,飼料の体重増加への効率を表している。農場枝肉FCRは(枝肉FCR)は,農場全体で生産された枝肉と農場全体で給与した飼料の重量比で表された。このため枝肉FCRは,こぼれた飼料,ブタの死亡,母豚の繁殖成績など,複数の要因により数値が変動した。養豚場の生産性を評価するベンチマーキングシステム「PigINFO」では,枝肉FCRを農場全体で枝肉1kg生産するのに必要な平均飼料量で表した。FCRの重要性について,PigINFOで得られたデータを用い解説した。地域別枝肉FCR値の違いでは,北海道,北陸,東海,近畿で全ての区分値において全体よりも優れた値であった。母豚規模別枝肉FCR値の違いでは,150頭以上の大きな農場群では成績の分布幅が小さく,豚舎環境が良好で,飼料ロスが相対的に少ないことが考えられた。枝肉FCRはここ12年,母豚の繁殖成績が大きく上昇しているが中央値は5.0付近でほぼ横ばいと,生産費の中で飼料費が大きな割合を占めていた。枝肉FCR改善による粗利益シミュレーションから,枝肉FCR改善は経営改善効果が高い項目であった。
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分類 (2件):
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農業経済,農業経営  ,  豚 
タイトルに関連する用語 (3件):
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