文献

J-GLOBAL ID：201702274168423791   整理番号：17A1540828

化学物質探索行動における気流環境に応じた吸気積極性の実験的検討

Experimental study on relationship between turbulent intensity and active air intake in odor source searching

著者 (3件)： 吉原拓実 (東京工大 大学院) ,  志垣俊介 (東京工大 大学院) ,  倉林大輔 (東京工大)
資料名： 日本機械学会論文集(Web)  (Bulletin of the JSME (Web))
巻： 83  号： 853  ページ： ROMBUNNO.17-00108(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0182B  ISSN： 2187-9761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自律移動ロボットによる化学物質の発生源探索が困難である理由の一つに,空気中に拡散する化学物質が複雑な形状をとるという特性が挙げられる。プルームの形状は周囲の環境によって大きく影響を受けて変動するため,ロボットは環境横断的な探索能力を獲得する必要がある。本稿では探索における環境適応能力向上のために生物の嗅覚活動を模倣した能動的吸気機能をロボットに実装し,匂い源定位実験によって吸気速度の違いが探索能力に及ぼす影響を評価した。その結果,能動的吸気は探索能力を向上する傾向を示した。さらに吸気の積極性は環境に応じて適切に切り替える必要があることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *化学物質 ,  *捜索 ,  自律系 ,  *移動ロボット ,  プルーム ,  環境順応 ,  嗅覚 ,  給気 ,  速度 ,  カイコガ ,  ガス漏れ ,  災害調査 ,  依存性 ,  汚染源 ,  認識
準シソーラス用語： 環境依存性

分類 (1件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学物質 ,  探索行動 ,  気流 ,  環境 ,  吸気 ,  実験