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J-GLOBAL ID：201702274275733137   整理番号：17A1804285

「核融合研究開発」核融合プラズマ研究の現状 磁場閉じ込め核融合 トカマク方式:トカマク研究の歴史と現状-JT-60からJT-60SA,そしてITER,原型炉へ

著者 (1件)： 鎌田裕 (量子科学技術研究開発機構 核融合エネルギー研究開発部門 那珂核融合研)
資料名： OHM  (OHM)
巻： 104  号： 12  ページ： 12-17  発行年： 2017年12月05日 
JST資料番号： F0136A  ISSN： 0386-5576  CODEN： DZAOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 磁場閉じ込め核融合方式のトカマク型核融合炉に関する現在の技術開発動向を紹介する。炉心プラズマには高い閉じ込め性能による所要の核融合出力・第一壁への熱流許容範囲を保ち・高い出力密度を持つコンパクトな炉心・小さな循環電力でプラズマを維持することが求められる。日本や米国など全世界で検討が進み,熱や粒子の漏洩を妨げる輸送障壁を形成する運転モードの発見によりエネルギー効率の改善や完全非誘導電流駆動により定常運転の改善などが実現した。燃焼プラズマの長時間維持などの検討用として国際熱核融合実験炉ITERをフランスに建設中である。また,定常高圧力プラズマの長時間維持などの検討用に日欧の共同プロジェクトJT-60SAで大型の超電導トカマク型核融合炉の建設検討が進んでいる。

シソーラス用語： 核融合 ,  *研究開発 ,  *プラズマ ,  *磁場閉込め ,  *トカマク ,  *核融合炉 ,  *研究用原子炉 ,  *原子炉 ,  非誘導電流駆動 ,  熱流 ,  エネルギー密度 ,  原子炉炉心 ,  超伝導
準シソーラス用語： *核融合プラズマ ,  *JT-60 ,  *ITER【実験炉】 ,  *原型炉 ,  出力密度 ,  核融合炉心 ,  JT-60SA

分類 (1件)： 核融合装置  (BJ02083Z)

タイトルに関連する用語 (12件)： 核融合 ,  研究 ,  開発 ,  核融合プラズマ ,  現状 ,  磁場閉じ込め ,  トカマク ,  歴史 ,  JT-60 ,  JT-60SA ,  ITER ,  原型