抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気象劣化により木材の色調や表面構造を変化させる外観の変化とそれらの変化をもたらす気象要素の作用メカニズムについて説明する。1)木材の気象劣化に伴う外観変化について,太陽光の主に紫外線による光変色期(ステージ1),光酸化反応が進行した明・淡色化期(ステージ2),カビや大気汚染物質による灰色化期(ステージ3),木材の表面が雨水や砂塵等に浸食された凹凸化期(ステージ4)に基づいて述べる。2)気象因子の作用メカニズムについて,木材が気象劣化する最大の要因である太陽光の吸収,木材の光酸化反応における特徴,有害な紫外線や紫色光の木材への浸透深さ,光酸化反応の生じる深さ,水分の影響,温度・その他の因子,地域差・方位差・角度差,軒の出と地上高の影響に基づいて述べる。