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J-GLOBAL ID：201702275028600335   整理番号：17A0654062

HMDを用いた家庭用ゲームにおけるVR酔いを抑えた移動手法の予備検討

著者 (2件)： 植田裕貴 (筑波大) ,  星野准一 (筑波大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： EC-43  ページ： Vol.2017-EC-43,No.3,1-5 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今日,Oculus Riftをはじめとする家庭用HMDが市場に広く流通する一方で,視覚情報と身体感覚の差異によって生じるVR酔いが問題となっている。位置推定技術を用いて実際に身体を動かすことでVR酔いを軽減できることが分かっているが,従来研究の多くは広い体験スペースや大掛かりな機材が必要になってしまい,一部の狭いスペースで実現できる手法では,歩行可能領域の端に着いた際の方向修正の仕組みがコンテンツに制約を与えてしまうという問題があった。そこで本研究では位置推定が可能な家庭用HMDであるHTC viveを用い,実際に歩くことでVR空間内を移動することができ,コンテンツに制約を与えない方法で移動方向の修正を行えるVR空間内移動手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒューマンインタフェイス ,  *表示装置 ,  *ビデオゲーム ,  *バーチャルリアリティ ,  移動 ,  仮想空間 ,  健康被害 ,  位置決め ,  評価試験 ,  コンテンツ ,  視覚 ,  キーボード ,  マウス【計算機】
準シソーラス用語： HMD【表示装置】 ,  家庭用ゲーム機 ,  VR酔い ,  位置推定 ,  画像コンテンツ

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (7件)：

• LaViola Jr, J. 2000. A discussion of cybersickness in virtual environments. ACM SIGCHI Bulletin, 32(1):47-56.
• Razzaque, S., Kohn, Z., Whitton, M. 2001. Redirected Walking. EuroGraphics 2001.
• Peck, T., Whitton, M., Fuchs, H. 2008. Evaluation of Reorientation Techniques for Walking in Large Virtual Environments. Virtual Reality Conference, 2008. VR '08. IEEE.
• Kennedy R. S., Lane, N. E., Lilienthal, M. G. 1993. Simulator sickness questionnaire: An enhanced method for quantifying simulator sickness. The International Journal of Aviation Psychology, 3(3):203-220.
• Prothero, J.D., Draper, M.H., Furness, T.A., Parker, D.E., Wells, M.J. 1999. The use of an independent visual background to reduce simulator side-effects. Aviation, Space, and Environmental Medicine, 70(3):135-187.

タイトルに関連する用語 (6件)： HMD ,  家庭 ,  ゲーム ,  VR酔い ,  手法 ,  予備検討