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J-GLOBAL ID:201702275029150909   整理番号:17A1653133

Ku帯衛星回線における降雨減衰年間累積時間率の最近の増加傾向について

Recent Tendencies of Increase in Yearly Cumulative Time Percentages of Rain Attenuation in Ku-Band Satellite Communications Links
著者 (2件):
資料名:
巻: 117  号: 261(SAT2017 40-55)  ページ: 55-58  発行年: 2017年10月19日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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1988年から2016年にかけて大阪電気通信大学(大阪府寝屋川市)において28年間測定されたKu帯衛星電波の降雨減衰特性について,累積時間率分布等の長期統計結果を算出してそれらの変動特性を明らかにするとともに,最近10年間は降雨強度に比べて降雨減衰の年間累積時間率が増加傾向にあることを指摘した。これらの変動特性には降雨強度の年変動の他に,雨域等価通路長の年毎の変動も大きく関与しており,5月から10月にかけて降雨時の平均地上気温が高い年ほど雨域等価通路長が長くなる傾向が見られた。しかし雨域等価通路長の増加は単に地上気温の上昇に伴う降雨高度の増加だけでは容易に説明できず,夏季に発生する夕立や台風等の熱帯性降雨による降雨減衰の年間発生時間率と密接な関係があることが分かった。また2006年以降の最近10年間は,雨域等価通路長がさらに増加傾向にあり降雨減衰統計もITU-R勧告値を上回る傾向にあることから,降雨高度の全般的な上昇や,降雨減衰継続時間の比較的長い停滞前線の効果の増大も考慮する必要が示された。(著者抄録)
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分類 (3件):
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宇宙通信  ,  中小規模擾乱,降水特性  ,  水文学一般 
引用文献 (7件):
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