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J-GLOBAL ID:201702275153660301   整理番号:17A1370256

浅場機能の復元・再生・創出を目指した環境配慮型構造物 海辺の環境配慮型構造物の現状と課題

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巻: 46  号: 10  ページ: 512-517  発行年: 2017年10月20日 
JST資料番号: S0796A  ISSN: 0388-9459  CODEN: KAGIDX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,「配慮」とは何かを技術に加え,制度的,費用的な面も踏まえ概観する。具体的には,まず構造物の配慮のポイントの概観を,次に環境配慮の課題に着目し,これからの配慮の在り方について述べる。改訂された瀬戸内海環境保全基本計画にはその理念である『豊かな海』の実現のためには,水質とともに,生物の生息場所の整備も必要であることがより強く示されている。環境配慮型構造物の技術的ポイントの一つは,物理環境の多様性を高め,それに応じて生物多様性を向上させる方法である。費用対効果の問題については,算定方法の他にも,効果を適切に評価する調査方法にも課題はある。環境配慮によって創出される海辺の魅力を広く,市民に知ってもらい,海辺と私たちの生活とのかかわりに目を向け,その恩恵(生態系サービス)に対する理解を市民に定着させたい。構造物の環境配慮を進めるためのポイントのなかでも,環境配慮技術に関する課題は三つの側面に大別される。一つ目の「技術」そのものは次席以降で整理されているので,ここでは事業の「位置づけ(制度的な側面)」と環境配慮に要する「費用負担」の面から環境技術の課題を整理した。費用面での課題も大きい。これからの環境配慮は,環境影響だけではなく,海の恩恵・生態系サービスに対して行っていかなければならない。
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分類 (3件):
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環境問題  ,  生態系  ,  環境因子の生物影響一般 

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