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J-GLOBAL ID：201702275190440470   整理番号：17A0641350

「自動車構造部材」における熱可塑性樹脂の応用,その材料改質 自動車材料としてのポリプロピレンについて

著者 (1件)： 小林豊 (プライムポリマー)
資料名： 月刊Material Stage  (マテリアルステージ)
巻： 16  号： 12  ページ： 4-7  発行年： 2017年03月10日 
JST資料番号： L5969A  ISSN： 1346-3926  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車材料としてのポリプロピレン(PP)について,特に最近の技術開発に重点を置いて,解説した。ホモPPは分岐構造と立体規則性の制御により,融点,メルト強度を変化させ,用途が広がった。共重合体はエチレンを用いることが多く,その組成により,プラスチックからゴムまで,幅広い特性が得られる。フィラーや繊維,並びにゴムを配合したコンパウンドは,PP単体の欠点を補い,より幅広い用途に利用されている。無水マレイン酸やアクリル酸変性PPは相溶化剤やプライマーに使用される。しかし,流動性,剛性,耐熱性への要求は依然として高い。

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *材料 ,  重合体 ,  共重合体 ,  ポリオレフィン ,  熱可塑性ゴム ,  構造 ,  立体規則性 ,  技術予測
準シソーラス用語： ホモポリマ ,  *技術動向 ,  *自動車材料 ,  熱可塑性オレフィン系エラストマ ,  分岐構造

分類 (2件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  自動車材料  (YH06050M)

引用文献 (13件)：

• 小林豊, 日本ゴム協会年会予稿集, p135 (2016)
• 小林豊, マテリアルステージ, 14(7), 18 (2014)
• 高橋邦宣,飛鳥一雄,伊藤正顕,北出愼一,田谷野孝夫, 次世代ポリオレフィン総合研究, 10, 59 (2016)
• Y. Minami, T. Takebe, M. Kanamaru, T. Okamoto, Polymer J., 47, 227 (2015)
• K. Hirano, Y. Suetsugu, T. Kanai, J. Appl. Polym. Sci., 104, 192 (2007)

タイトルに関連する用語 (7件)： 自動車 ,  構造部材 ,  熱可塑性樹脂 ,  応用 ,  改質 ,  自動車材料 ,  ポリプロピレン