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J-GLOBAL ID:201402299195843659   整理番号:14A1487479

「軽量化・薄型化」と「強度・耐久性」を両立するマテリアル 自動車の内外装材に求められる軽さと剛性・衝撃性の両立~ポリプロピレンの改質技術~

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資料名:
巻: 14  号:ページ: 18-20  発行年: 2014年10月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ポリプロピレン(PP)は乗用車に最も多く使われている,比重が0.9と軽い高分子材料である。代表的なPPの用途は,バンパー(BP),インストルメント(IP)であり,車の衝突安全に関係している。BPフェーシアの薄肉軽量化は,衝撃吸収体(BPビームより)の進化により,BPフェーシアは形状などの外観に特化するようになり,薄肉軽量化を追求できるようになった。PPに求められる性能は自動車メーカーの思想,システムと不可分である。本稿の主題であるPPの改質技術が重要となる。1)PP系コンパウンド材料の技術;薄肉軽量化に対応するPPの改質技術の核心は,高次構造の制御である。PPの分子鎖方向の結晶弾性率は,約40GPaだが,射出成型品の弾性率は約1.5GPa程度である。PPが潜在的に持っている性能を発現できていない。2)軽量化に対する当社の技術;自動車部品の軽量化の手段は,成形品を薄肉化すること,金属部品を高分子材料に置き換えること,モジュール化することである。ここでは,これだけでは不十分で金属や無機物とのハイブリッド化までダイナミックに検討する時代になってきた。3)展望;炭素繊維強化複合材料が昨今注目されている。航空機から自動車に展開する場合,成形時間の長さが実用化の障害となっている。類似する事例はPPにも存在する。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
機械的性質  ,  自動車材料 

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