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J-GLOBAL ID:201702275592881939   整理番号:17A0910167

アルミニウムに耐性のある細菌は牛ふん厩肥を施用した火山性土壌で育成したライグラスにおける植物の成長とりん含有量を改善する【Powered by NICT】

Aluminum-tolerant bacteria improve the plant growth and phosphorus content in ryegrass grown in a volcanic soil amended with cattle dung manure
著者 (7件):
資料名:
巻: 115  ページ: 19-26  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0756A  ISSN: 0929-1393  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チリの火山性土壌では,作物生産はしばしば低利用性Pと高濃度毒性アルミニウム(Al)により制限されている。本研究では,著者らは,Al~3+毒性の緩和に貢献し,アンディソルにおける植物の成長を支持できる細菌共同体を特性化するために根圏からAl耐性植物成長促進細菌と酸性チリの火山性土壌で生育したライグラスのendosphereを分離することを目的とした。五株,すなわちKlebsiellasp.RC3,Stenotrophomonassp.RC5,Klebsiellasp.RCJ4,Serratiasp.RCJ6およびEnterobactersp.RJAL6,高Al濃度(10mM)を許容し,複数の植物成長促進形質(P可溶化,インドール酢酸生産,1-アミノシクロプロパン-1-カルボキシラートデアミナーゼ活性,および滲出有機酸アニオンとシデロホアの)を示す能力に基づいて選択した。結果に基づいて,選択された細菌はAl~3+-シデロホア複合体を形成することによりAlストレスを軽減できたことを示唆した。細菌共同体の植物成長促進可能性をライグラス植物を用いた分析で確認された。ウシ糞肥処理では,共同体は根圏土壌における植物成長とホスファターゼ活性を促進した。増加したホスファターゼ活性はシュートにおける高いP濃度と一致した。著者らの結果は,天然のAl耐性細菌とウシ糞肥の組み合わせは,Al毒性を減少させ,チリ南部のアンディソルにおける植物成長を促進するのに有効であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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