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J-GLOBAL ID:201702275676756166   整理番号:17A1607489

非周辺位置へのかさ高いドナーで置換した位置規則性フタロシアニン【Powered by NICT】

Regioregular Phthalocyanines Substituted with Bulky Donors at Non-Peripheral Positions
著者 (9件):
資料名:
巻: 23  号: 61  ページ: 15446-15454  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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三位置規則性フタロシアニン(1 3)はニトリルの次の位置にかさ高いジアリールアミン置換基を有するフタロニトリルの環状四量体化により選択的に合成した。かさ高いフタロニトリルの四量体化で立体反発をNMRと単結晶X線構造分析により確認されたように,位置規則性フタロシアニンの選択的生成を可能にした。非周辺位置にジ(4-tert-ブチルフェニル)アミン基で置換された1の吸収スペクトルは764nm,金属を含まないフタロシアニン(H_2Pc)のそれと比較して83nm赤方偏移した非分割Qバンドを示した。TD-DFT計算と電気化学的研究は,α-でジアリールアミン基の置換はHOMOエネルギー準位,Qバンドの大きな赤方偏移を引き起こすを有効に不安定化させることを証明した。さらに,1は化学的酸化による一電子酸化種を生成することができる。2軸受4,4′-dimetoxyphenylamine単位のQバンド位置はさらに1のそれと比較して10nmシフトした。さらに,カルバゾール単位を持つ3はH_2Pcと比較してQバンドの赤方偏移を示した。薄膜における2の正孔移動度は空間電荷制限電流法を用いて1.1×10 5cm V 1s 1であると決定した。正孔輸送層として2を用いたペロブスカイト太陽電池は,標準グローバル100Wcm 2AM1.5G照明下で5.1%の効率を与えた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

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