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J-GLOBAL ID：201702275918190602   整理番号：17A1173869

とそれに続くシロスタゾール治療による大腿膝窩動脈病変に対する薬物溶出ステント留置は症候性末梢動脈疾患を有する患者におけるステント再狭窄を減少させる【Powered by NICT】

Drug-eluting stenting for femoropopliteal lesions, followed by cilostazol treatment, reduces stent restenosis in patients with symptomatic peripheral artery disease

著者 (8件)： Zen Kan (Department of Cardiovascular Medicine, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan) ,  Takahara Mitsuyoshi (Department of Metabolic Medicine, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Iida Osamu (Cardiovascular Center, Kansai Rosai Hospital, Amagasaki, Japan) ,  Soga Yoshimitsu (Department of Cardiology, Kokura Memorial Hospital, Kitakyushu, Japan) ,  Kawasaki Daizo (Cardiovascular Division, Department of Internal Medicine, Morinomiya Hospital, Osaka, Japan) ,  Nanto Shinsuke (Department of Advanced Cardiovascular Therapeutics, Osaka University Graduate School of Medicine, Suita, Japan) ,  Yokoi Hiroyoshi (Cardiovascular Center, Fukuoka Sanno Hospital, Fukuoka, Japan) ,  Matoba Satoaki (Department of Cardiovascular Medicine, Graduate School of Medical Science, Kyoto Prefectural University of Medicine, Kyoto, Japan)
資料名： Journal of Vascular Surgery  (Journal of Vascular Surgery)
巻： 65  号： 3  ページ： 720-725  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3194A  ISSN： 0741-5214  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シロスタゾールは症候性末梢動脈疾患患者における大腿膝窩動脈(FP)病変に対する臨床血管内治療転帰を改善するが,それはまた薬物溶出ステント留置後の患者のための臨床的利点を有するかどうかは不明である。tHe大腿ArterYと近位膝かArteRy(ZEPHYR)研究のためのZilvEr PTXのサブ解析である,Zilver(Cook医療,Bloomington,Ind)パクリタキセル溶出ステントにより治療したFP病変を調査する前向き多施設研究。本研究では,1年間の追跡期間中のアスピリンとチエノピリジンによる治療,シロスタゾールの有無にかかわらず,を維持した399人の患者の459肢で475病変を解析した。1年での再狭窄率は二重超音波画像診断(ピーク収縮期速度比>2.4)または血管造影(≧50%直径狭窄)で評価とシロスタゾールなし群で比較した。傾向スコアマッチングは,ベースライン特性における群間差を最小にするために行った。本研究は,93シロスタゾール処置と382シロスタゾール自由例であった。患者のうち,71%は糖尿病を有し,31%が血液透析中である。臨界下肢虚血は症例の29%を占めた。de novo病変の有病率は76%であり,ステント内再狭窄は15%に存在した。傾向スコアマッチングは91対で行った。1年間の再狭窄率は,シロスタゾール自由群(P=.008)におけるシロスタゾール処置群で33%(95%信頼区間[CI],23%~43%)と51%(95% CI, 41% 62%)であった。オッズ比は0.5であった(95% CI,0.3 0.8)。傾向スコアマッチング分析は,FP病変に対する薬剤溶出ステント留置後1年で,有意に低い再狭窄発生率と関連していた追加シロスタゾール投与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 血管造影 ,  糖尿病 ,  超音波診断 ,  *狭窄症 ,  血液透析 ,  血管内治療 ,  *患者 ,  脂肪酸 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  カルボン酸エステル ,  ヒドロキシ酸 ,  脂環式化合物 ,  ラクタム ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *再狭窄 ,  傾向スコアマッチング ,  *ステント再狭窄 ,  *末梢動脈疾患 ,  *薬剤溶出性ステント ,  *病巣 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 循環系疾患の薬物療法  (GJ05020M) ,  循環系疾患の治療一般  (GJ05010B)

物質索引 (2件)： アスピリン ,  シロスタゾール

タイトルに関連する用語 (10件)： シロスタゾール ,  治療 ,  大腿膝窩動脈 ,  病変 ,  薬物溶出ステント ,  留置 ,  症候 ,  末梢動脈疾患 ,  患者 ,  ステント再狭窄