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J-GLOBAL ID：201702275981041083   整理番号：17A0306844

CuめっきとSn中間層を用いたTi-6Al-4V合金の接合に及ぼす接合温度の影響

Effect of Bonding Temperature on the Joining of Ti-6Al-4V Alloy Using Cu Coatings and Sn Interlayers

著者 (3件)： ALHAZAA Abdulaziz N. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  ALGHARBI Sultan H. (King Saud Univ., Riyadh, SAU) ,  NISHIKAWA Hiroshi (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Materials Engineering and Performance  (Journal of Materials Engineering and Performance)
巻： 26  号： 1  ページ： 407-417  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： C0161B  ISSN： 1059-9495  CODEN： JMEPEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ti-6Al-4V合金は,その高い強度,耐食性,生体適合性などの特徴から,宇宙航空や医療分野などに広く使用され,用途の拡大と共に,それに必要な拡散接合などの利用技術の研究も進んだ。しかし,その接合には高圧(4MPa)と長時間(1~2h)いう生産上の課題が残されている。そこで本研究では,この問題の改善のため,Cuめっき被膜とSn中間層を用いて拡散接合を試みた。拡散接合条件は,β変態温度よりも低い様々な温度(700~950°C)で,1MPaの一軸加圧と15分間の短い接合時間を選択した。その結果,1)SEM-EDSは,接合部におけるTiの溶解が接合温度の上昇とともに増加することを示した。2)XRDによる破面分析は,Sn₅Ti₆,Sn₃Ti₅およびSnTi₃金属間化合物(IMC)が接合構造を支配することを明らかにした。3)接合のせん断強度は接合温度の上昇とともに増加し,950°Cでのボンドの最大で478MPaに達した。などの知見を得た。

シソーラス用語： *Ti-6Al-4V合金 ,  *拡散接合 ,  銅めっき ,  スズ ,  β相 ,  転移温度 ,  *溶接条件 ,  加熱温度 ,  圧力 ,  時間 ,  走査電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  X線回折分析 ,  金属間化合物 ,  相組成 ,  微小硬さ ,  剪断強さ ,  *機械的性質 ,  *微細構造 ,  X線光電子分光法
準シソーラス用語： 中間層

分類 (4件)： 溶接技術  (WC07030G) ,  溶接条件  (WC07080J) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： Cuめっき ,  Sn ,  中間層 ,  Ti-6Al-4V合金 ,  接合温度