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J-GLOBAL ID:201702276009529565   整理番号:17A0716066

マウス腸腫瘍発症に及ぼす加熱殺菌したエンテロコッカス・フェカリス株EC-12の予防効果

Preventive Effects of Heat-Killed Enterococcus faecalis Strain EC-12 on Mouse Intestinal Tumor Development
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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結腸直腸癌が世界的に増えていることから,いわゆる「機能性食品」による大腸癌予防のための効果的な方法の確立が重要である。乳酸菌のファミリーに属するエンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)株EC-12(EC-12)は,哺乳類細胞に対して抗アレルギーおよび抗感染効果などの多面的効果を発揮することが示されている。本研究では,加熱殺菌したEC-12が腸の発癌に及ぼす予防効果を評価することを目的とした。50または100ppmの熱で殺菌されたEC-12を含む5週齢のオスおよびメスApc突然変異体Minマウスを食餌で8週間飼育した。50ppm投与群では,雄のポリープ数は4.3%,雌は30.9%減少し,雌マウスの近位小腸でのみ有意な減少が達成された。100ppm処置群においても同様の減少が観察された。さらに,加熱殺菌したEC-12は,腸ポリープにおけるc-MycおよびサイクリンD1 mRNA発現のレベルを低下させる傾向があった。次に,加熱殺菌したEC-12が,腸ポリープにおけるサイクリンD1 mRNA発現に関与する転写因子であるT細胞因子/リンパ系エンハンサー因子の転写活性を抑制することを確認した。本発明者らの結果は,加熱殺されたEC-12が,Minマウスにおける腸ポリープの発達を非常に弱く抑制することを示唆しており,これはβ-カテニンシグナル伝達を弱めることによって部分的に抑制され,これは加熱殺菌したEC-12が機能性食品として使用できることを意味する(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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基礎腫よう学一般 

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