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J-GLOBAL ID:201702276178590830   整理番号:17A1484637

尿におけるジカウイルスの安定性:尿中のRNA標的の検出のための試料処理考察と意義【Powered by NICT】

Stability of Zika virus in urine: Specimen processing considerations and implications for the detection of RNA targets in urine
著者 (7件):
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巻: 248  ページ: 66-70  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0807B  ISSN: 0166-0934  CODEN: JVMEDH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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尿におけるジカウイルス(ZIKV)RNAの検出はZIKV感染の診断に関心が高まっている。分析前変数は,尿中のRNAの安定性に大きく影響した。リアルタイム逆転写酵素PCRによる尿中ZIKV RNAの検出を最大化する最適試料処理プロトコルを決定するために,温度,初期ZIKV濃度,核酸安定剤の使用,およびZIKV RNAレベルに及ぼす時間の影響を調べた。健常ドナーからの尿試料は5.0log_10コピー/mL(ZIKV高)と4.0log_10コピー/mL(ZIKV低)の濃度で,熱不活性化ZIKVから成る市販のパネル,正確な診断~ZIKV検証パネルを用いたZIKVを添加した。試料は室温4°Cまたは 80°Cで貯蔵し,凍結した部分は,安定剤(尿),バッファATL(Qiagen,Germantown,MD),またはDNA/RNA盾状地(Zymo研究,Irvine,CA)に暴露されなかった。尿中ZIKV RNAレベルは室温で着実に減少したが,48時間(ZIKV高,p<0.09;ZIKV低,P=0.20)で有意ではなかった。4°Cで貯蔵した場合ZIKV RNA力価は一貫して高く,4°Cでの貯蔵はRNA分解の進行を遅らせることができることを示唆した。 80°Cで凍結尿試料をZIKV低群における検出可能なZIKV RNAの顕著な損失をもたらした。ZIKV RNAは30日で3日,10日で1/6反復,および1/3反復で5/6反復で検出され,反復試験の再現性のある所見であった。尿中核酸安定剤のいずれかの存在はこの効果を補正し,全てZIKV RNAの回収をもたらした。ZIKV高い群における核酸安定剤の使用はZIKV RNAの検出または定量のための増分便益を加えなかった。試料は 80°Cで凍結した10日間場合でもZIKV RNAは検出可能なウイルスの消失と尿中分解する傾向がある。ZIKV陽性尿試料,特に低ZIKV価を含むものの検出は尿検体処理中の核酸安定剤の添加で促進されたかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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微生物検査法  ,  微生物検査 

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