文献

J-GLOBAL ID：201702276442589083   整理番号：17A0749212

直接負荷制御事象によって誘起された温度サイクル下での大学学生の認知能力【Powered by NICT】

University students’ cognitive performance under temperature cycles induced by direct load control events

著者 (2件)： Zhang F. (Indoor Environmental Quality Laboratory, Faculty of Architecture, Design and Planning, The University of Sydney, Sydney, NSW, Australia) ,  de Dear R. (Indoor Environmental Quality Laboratory, Faculty of Architecture, Design and Planning, The University of Sydney, Sydney, NSW, Australia)
資料名： Indoor Air  (Indoor Air)
巻： 27  号： 1  ページ： 78-93  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1095A  ISSN： 0905-6947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： デンマーク (DNK)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ピーク電力需要を管理するための最も一般的な戦略の一つとして,エアコンの直接負荷制御(DLC)は,あらかじめ決められた間隔でオン/オフコンプレッササイクルを含んでいる。大学講義室では,DLCの実施は,大学生の学習性能を損なう可能性がある温度サイクルを誘導する。これらの実験では,記憶,濃度,推論,および計画の四認知能力に代表される,大学生の学習性能は,気候室でシミュレートしたDLC誘導温度サイクル及び制御条件下でモニターした。22°Cの冷却設定点温度を用いた実験1では,被験者の認知性能は軽度熱強度と短い熱曝露温度サイクルによる比較的安定なあるいはわずかに促進24°Cの冷却設定点を用いた実験2では,被験者の推論と計画性能は,より高い熱強度とより長い熱曝露で減少の傾向を観測した。結果はより単純な認知タスクであるより複雑なタスクよりも温度の影響を受けにくいことを確認した。認知性能に及ぼす熱変動の影響が一つの温度範囲にわたり比較的安定した性能を有する拡張U関係に従った。DLCアルゴリズムは慎重に実行されるならばDLCは大学講義室で実現可能であると思われる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 気候 ,  *負荷制御 ,  空気調和装置 ,  *熱サイクル ,  大学生 ,  アルゴリズム
準シソーラス用語： 温度範囲 ,  認知課題 ,  高温曝露 ,  被験者 ,  目標値 ,  ピーク需要 ,  *認知能力 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 直接負荷制御 ,  ピーク需要 ,  認知パフォーマンス ,  温度サイクル ,  拡張U関係 ,  講座劇場

分類 (1件)： 換気  (PC02040B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 負荷制御 ,  事象 ,  誘起 ,  温度サイクル ,  大学 ,  学生 ,  認知能力