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J-GLOBAL ID：201702276644999927   整理番号：17A0953304

化学的に合成した磁性Co-Fe-Ga合金ナノ粒子

Chemically synthesized magnetic Co-Fe-Ga alloy nanoparticles

著者 (2件)： IMAI Takatomo (Gifu Univ., Gifu, JPN) ,  SHIMA Mutsuhiro (Gifu Univ., Gifu, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 56  号： 1S  ページ： 01AE04.1-01AE04.4  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学合成と事後アニーリングで作製したL21秩序相合金ナノ粒子の磁性特性を検討した。X線回折によってCo₂Fe_xGa_y試料の構造解析を行った結果,B₂・L2₁両秩序相の形成が確認できた。x=1.0においてyを0.58から1.4に増大すると,保磁力は7.1から23mTへ増加し,一方,飽和磁化は,970から410kA/mに減少する。TEMを使用した微細構造解析の結果,973Kでアニールした合金粒子は,焼結によって凝集していることが明らかになった。合成時にAl(NO₃)₃を付加した場合,おそらく酸化アルミニウムが形成されるために,平均粒子サイズは84から12nmへ大幅に減少する。その結果,保磁力は29から5.1mTに低下する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *コバルト合金 ,  鉄含有合金 ,  ガリウム含有合金 ,  *磁性体 ,  *保磁力 ,  飽和磁化 ,  *粒径 ,  比率 ,  添加物効果 ,  酸化アルミニウム ,  *化学合成 ,  X線回折 ,  構造解析 ,  *規則化 ,  電子顕微鏡観察 ,  *熱処理
準シソーラス用語： *合金ナノ粒子 ,  組成比

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

引用文献 (33件)：

• S. A. Wolf, D. D. Awschalom, R. A. Buhrman, J. M. Daughton, S. von Molna, M. L. Roukes, A. Y. Chtchelkanova, and D. M. Treger, Science 294, 1488 (2001).
• I. Žutić, J. Fabian, and S. D. Sarma, Rev. Mod. Phys. 76, 323 (2004).
• S. A. Wolf, A. Y. Chtchelkanova, and D. M. Treger, IBM J. Res. Dev. 50, 101 (2006).
• F. Pulizzi, Nat. Mater. 11, 367 (2012).
• A. Brataas, A. D. Kent, and H. Ohno, Nat. Mater. 11, 372 (2012).

タイトルに関連する用語 (6件)： 化学 ,  磁性 ,  CO ,  Fe ,  Ga合金 ,  ナノ粒子