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J-GLOBAL ID：201702276775561768   整理番号：17A0739626

印刷製版感光材料における超硬調画像形成法のレビュー-電離放射線の飛跡検出のS/N比向上を目指して-

Review of Ultrahigh Contrast Imaging Method in Printing Plate-making Photographic Materials-Improvement of S/N Ratio in Detection of Ionizing Radiation Tracks-

著者 (2件)： 高田俊二 (千葉大 大学院融合科学研究科) ,  久下謙一 (千葉大 大学院融合科学研究科)
資料名： 日本写真学会誌  (日本写真学会会誌)
巻： 80  号： 2  ページ： 97-103  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0165A  ISSN： 0369-5662  CODEN： NSGKAP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子核乾板は研究目的に適合したOn Demand設計の時代を迎えている。設計では,大きなサイズの潜像核と小さなサイズの亜潜像核を弁別し,飛跡検出のS/N比の向上が求められている。本報では,印刷製版感光材料での超硬調画像形成法のリス現像・造核現像・選択現像の技術に関してレビューする。これらの超硬調化技術をベースに原子核乾板に適用できる飛跡検出のS/N比向上法に関して考察を加える。(著者抄録)

シソーラス用語： *製版 ,  *印刷 ,  *感光材料 ,  *像形成 ,  電離放射線 ,  *粒子飛跡 ,  検出 ,  SN比 ,  *原子核乳剤 ,  潜像 ,  技術展望 ,  *原子核乾板
準シソーラス用語： 画像形成

分類 (3件)： 感光材料  (ZA03020Q) ,  写真感光理論  (ZA02020J) ,  放射線検出・検出器  (AD08020J)

引用文献 (10件)：

• 1) 桑原謙一,西山信吾,“新規原子核感材の開発-オペラ実験に使用するニュートリノ検出用原子核感材”,日本写真学会誌,67, 521-526(2004).
• 2) a)高田俊二,“科学写真乳剤の設計-電離放射線の飛跡検出用乳剤の場合”,日本写真学会誌,77,238-247 (2014),b)高田俊二“原子核用感光材料の乳剤設計”,日本写真学会誌,79,60-64 (2016).
• 3) a)仁科義男,“写真工学の基礎(銀塩写真編)-印刷用感光材料”,日本写真学会編,コロナ社,東京,1979,p.510,b)吉田哲夫,“改訂 写真工学の基礎(銀塩写真編)-印刷用感光材料”,日本写真学会編,コロナ社,東京,1998,p.721.
• 4) 小林裕幸,“改訂 写真工学の基礎(銀塩写真編)-特殊現像効果”,日本写真学会編,コロナ社,東京,1998,p.336.
• 5) a)三位信夫,“製版用フィルムの現像の動向”,日本印刷学会誌,24, 284-291(1987),b)小林恒典,“コダックウルトラテックシステム及びリスシステムの現像反応機構”,同,24, 292-298 (1987),c)森内成典,“新しい超硬調現像システム-GRANDEXシステムの技術と特徴”,同,24, 299-305 (1987), d)神国夫,“サクラロイヤルトータルシステム(コニカRSTシステム)”,同,24,306-314 (1987).

タイトルに関連する用語 (6件)： 製版 ,  感光材料 ,  画像形成 ,  レビュー ,  電離放射線 ,  飛跡