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J-GLOBAL ID：201702277371895297   整理番号：17A1113149

ヒトヨールAおよびB:担子菌類Coprinopsis cinereaからの2種のノルセスキテルペノイド

Hitoyol A and B, Two Norsesquiterpenoids from the Basidiomycete Coprinopsis cinerea

著者 (10件)： OTAKA Junnosuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  HASHIZUME Daisuke (RIKEN, Saitama, JPN) ,  MASUMOTO Yui (RIKEN, Saitama, JPN) ,  MASUMOTO Yui (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MURANAKA Atsuya (RIKEN, Saitama, JPN) ,  UCHIYAMA Masanobu (RIKEN, Saitama, JPN) ,  UCHIYAMA Masanobu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KOSHINO Hiroyuki (RIKEN, Saitama, JPN) ,  FUTAMURA Yushi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  OSADA Hiroyuki (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Organic Letters  (Organic Letters)
巻： 19  号： 15  ページ： 4030-4033  発行年： 2017年08月04日 
JST資料番号： W1171A  ISSN： 1523-7060  CODEN： ORLEF7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 担子菌類Coprinopsis cinereaの培養液からヒトヨールAおよびBの2種のノルセスキテルペノイドを単離し,X線構造解析,電子円二色性スペクトル,¹Hおよび¹³CNMR,各種二次元NMR,HR-ESI-MS,および紫外および赤外吸収スペクトルを用いて分子構造と絶対配置を解析した。ヒトヨールAは前例のないexo-トリシクロ[5,2,1,0^2,6]デカン骨格を,またヒトヨールBは4-シクロペンテン-1,3-ジオンを含む新規の骨格を有するノルセスキテルペノイドであった。ヒトヨールAはIC50=59μMの弱い抗マラリア作用を示した。ヒトヨールAおよびBの生合成経路を提案した。

シソーラス用語： 担子菌類 ,  *ヒトヨタケ属 ,  *セスキテルペン ,  *脂環式化合物 ,  分子構造 ,  X線構造解析 ,  円偏光二色スペクトル ,  NMR【磁気共鳴】 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  吸収スペクトル ,  絶対配置 ,  抗原虫作用 ,  代謝経路 ,  毒性試験 ,  二次元NMR
準シソーラス用語： *Coprinopsis cinerea ,  HR-ESI-MS ,  IC50 ,  *セスキテルペノイド ,  円二色性スペクトル ,  抗マラリア作用 ,  生合成経路

分類 (3件)： モノテルペン,セスキテルペン  (CF10022A) ,  単環脂環式化合物一般  (CF04010E) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

物質索引 (2件)： ヒトヨールA ,  ヒトヨールB

タイトルに関連する用語 (2件)： ヒト ,  担子菌類