文献

J-GLOBAL ID：201702277401540665   整理番号：17A0578603

吸着冷却と機械式蒸気圧縮冷凍の結合システムの解析モデル

Analytical Model of a Combined Adsorption Cooling and Mechanical Vapor Compression Refrigeration System

著者 (3件)： MIYAZAKI Takahiko (Kyushu Univ., Kasuga, JPN) ,  SAHA Bidyut Baran (Kyushu Univ., Kasuga, JPN) ,  KOYAMA Shigeru (Kyushu Univ., Kasuga, JPN)
資料名： Heat Transfer Engineering  (Heat Transfer Engineering)
巻： 38  号： 1-4  ページ： 423-430  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： C0903A  ISSN： 0145-7632  CODEN： HTEND2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蒸気圧縮タイプと吸着タイプのハイブリッドサイクルを数学的に解析した。なお,吸着サイクルでは,サブクールタイプとカスケードタイプを考慮した。吸着サイクルの性能を,半定常状態で解析したが,それは吸着サイクルの過渡的シミュレーションの解析解から誘導した。ハイブリッドシステムの性能を,吸着サイクルの半定常状態解析の積分によるサイクルタイムと蒸気圧縮サイクルの熱力学的定常状態を考慮して解析した。先ず,吸着サイクルの集中型モデルとしての数学的モデルを提示し,無次元化して,解析解を求めた。これを基に有効吸着に対する設計温度を求めた。解析解を水とシリカゲルによる文献値の実験データと比較し,妥当性を検証した。2つの吸着タイプに対するハイブリッドシステムのエネルギー節約性能を予測した結果,カスケードタイプを採用した法が優れていた。

シソーラス用語： *冷却 ,  *熱力学サイクル ,  ハイブリッド系 ,  解析モデル ,  方式 ,  解析的解法 ,  省エネルギー ,  過渡応答 ,  数学モデル
準シソーラス用語： エネルギー節約 ,  カスケード方式 ,  サブクール方式 ,  *ハイブリッドシステム ,  過渡的特性 ,  解析解 ,  *吸着冷凍 ,  *蒸気圧縮冷凍サイクル ,  数学的モデル

分類 (2件)： 冷凍一般  (PD01000F) ,  各種物理的手法  (CC01030W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 吸着 ,  蒸気圧縮 ,  冷凍 ,  解析モデル