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J-GLOBAL ID：201702277732071215   整理番号：17A0554336

2016年全国ブナ結実状況

In 2016, the friut bearing of Beech (Fagus crenata) in Japan

著者 (1件)： 佐藤卓 (日本海植物研)
資料名： 富山の生物  (Bulletin of the Toyama Biological Society)
号： 56  ページ： 56-61  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： X0806A  ISSN： 1340-6558  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 野生グマの人里への出没とその餌資源であるブナの実の結実状況との関連性を背景とし,2016年におけるブナの実の結実状況の全国調査を行った。調査は,日本国内の植物・森林関連研究施設へのアンケート調査によった。回答は,38件・79か所のブナ林分に関する回答が得られ,その内訳は九州地方5か所,四国地方4か所,中国地方4か所,関西地方4か所,中部地方6か所,北陸地方34か所,関東地方11か所,東北地方9か所,北海道が2か所であった。回答を解析した結果,調査対象林分の30%でのみ結実が認められ,残りの70%の林分ではほとんど結実していないことが判明した。

シソーラス用語： 日本 ,  *ブナ ,  種子 ,  *結実 ,  *実態調査 ,  アンケート ,  生息場所 ,  生息環境 ,  地域差 ,  広葉樹林 ,  落葉樹林 ,  食害
準シソーラス用語： Fagus crenata ,  ブナ林 ,  隔年交互結実 ,  *結実率 ,  昆虫食害 ,  子実 ,  *全国実態調査

分類 (2件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

引用文献 (8件)：

• 佐藤卓.1995.1994年全国ブナ結実状況.富山の生物.34:32-33.
• 佐藤卓.1998.1997年全国ブナ結実状況.富山の生物.37:7-10.
• 佐藤卓.2000.1999年全国ブナ結実状況.富山の生物.39:35-39.
• 佐藤卓.2002.2001年全国ブナ結実状況.富山の生物.41:51-56.
• 佐藤卓.2013.2012年全国ブナ結実状況.富山の生物.52:57-63.

タイトルに関連する用語 (3件)： ブナ ,  結実 ,  状況