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J-GLOBAL ID:201702277793514015   整理番号:17A1154012

平成28年における重要なエネルギー関係事項 III エネルギー変換技術の進展と研究動向 6.高効率発電技術の動向 6.6 MHD発電

著者 (1件):
資料名:
巻: 96  号:ページ: 690-691  発行年: 2017年09月20日 
JST資料番号: F1934A  ISSN: 2432-3586  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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MHD(電磁流体発電)は,作動流体により希ガスプラズマMHD発電,燃焼ガスプラズマMHD発電,液体金属MHD発電に大別できる。希ガスプラズマMHD発電では,希ガスを加熱するための熱交換器が必要となるが,非化石資源を含む多様なエネルギー源に適用可能である。東京工業大学では,シード(作動気体への金属蒸気の微量添加)必要としないシードフリーMHD発電に成功した。筑波大学は,シードフリーMHD発電機でのプラズマ生成・消滅過程を数値解析により詳細に検討し,性能向上に関する指針を与えている。燃焼ガスプラズマMHD発電では,パルスパワー放電電離支援を用いたMHD発電の実証試験が進められているほか,MHD発電機がタービン発電機とは異なり高温域での回転機構がなく,より高温の作動気体を利用できることから,将来に水素の大量導入・活用を念頭に置いた水素燃焼MHD発電に関する性能予測が試みられている。また,MHD発電機でエネルギー変換に関与する構成要素自身にはほとんど慣性がないことから,高速(秒以下)で大きな出力調整が可能で,将来の再生可能エネルギー電源の大量導入で懸念される負荷変動の平滑化に大きく貢献することも期待されている。
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分類 (1件):
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MHD発電 
引用文献 (2件):
  • The Papers of Technical Meeting on ′′Frontier Technology and Engineering′′, IEE Japan FTE-16-039~052 (2016)
  • http://www.netl.doe.gov/events/conference-proceedings/2014/mhd-workshop (Last accessed: April 27, 2017)

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