文献
J-GLOBAL ID:201702277809683730   整理番号:17A0992372

泥岩の圧縮薄化の程度の推定:泥岩の圧縮と地球化学組成の実測との関係

Estimating the degree of mudstone compactional thinning: Empirical relationship between mudstone compaction and geochemical composition
著者 (5件):
資料名:
号: 10  ページ: 29-37  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: G0182B  ISSN: 1882-4013  CODEN: KDKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
完全凝結泥岩のための圧縮薄化の程度と地球化学組成間の経験的関係をはじめに提案した。日本,高知県,始新世奈半利川層から採取した泥岩試料の堆積学的,生痕学的,地球化学的な分析により,新しいデータが得られた。これらの分析に基づいて,短縮率(C<sub>ms</sub>)としての奈半利川層泥岩の圧縮度は83.01%と算出された。経験的関係を定量的に推定するために,以前の研究によって地球化学組成が利用可能である様々な泥岩のC<sub>ms</sub>値をさらに計算し,まとめた。集計の結果,C<sub>ms</sub>値とCaO存在量(r=-0.75;p<0.05)との間に有意で強い相関が認められた。さらに,C<sub>ms</sub>値は,非陸生(すなわち生物起源)炭酸塩の相対的寄与のプロキシとみなされる,奇妙な物質(CaO/Al<sub>2</sub>O<sub>3</sub>,CaO/TiO<sub>2</sub>)に正規化されたCa濃度間に負の相関を示すが,統計的に有意ではない。これらの証拠は,泥質堆積物の物理的圧縮の程度が炭酸塩の含有量に影響されることを強く示唆している。得られた関係は古第三紀以上の年代の完全凝結泥岩の場合にのみ成り立つかもしれないが,泥岩の主要元素組成が決定されている限り,どのような泥崩壊後の連続についても緻密化の程度を定量的に推定するのに非常に有用である。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積岩 

前のページに戻る