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J-GLOBAL ID:201702277965173880   整理番号:17A1965561

相互相関分析により明らかにされた脊髄後角における神経回路の末梢神経損傷誘発転位【Powered by NICT】

Peripheral nerve injury-induced rearrangement of neural circuit in the spinal dorsal horn revealed by cross-correlation analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 662  ページ: 259-263  発行年: 2018年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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末梢神経損傷はしばしば異常疼痛状態を誘導し,痛覚過敏および異痛である。本研究では,ニューロンは脊髄後角におけるニューロン回路網に統合しシナプスと後角ニューロン間のシナプス結合性パターンは末梢神経損傷により変化するかを解明することを試みた。実験は6 8-週齢のICRマウスで実施した。部分坐骨神経結さつを施行した。腰髄の横方向スライスを調製した。スパイク活性は多電極アレイシステムを用いた表在性後角(SDH)における複数のニューロンから同時に記録し,ニューロン対のスパイク列間の相互コレログラムを構築した。偽手術対照マウス,平坦な相互相関曲線を除いては,最も一般的なパターンは,ニューロン対に共通な興奮性シナプス入力を示唆する相互相関曲線であった。末梢神経結紮は,一般的な興奮性シナプス入力と興奮性シナプス結合を示唆する断面コレログラムの発生率を増加させ,抑制性シナプス接続のそれを減少させた。さらに,一過性受容体電位バニロイド1受容体に対するアゴニスト,かん流液中カプサイシンは活動電位の頻度を増加させた。種々のパターンとの交差コレログラムの発生に及ぼすカプサイシン刺激の影響は擬似手術対照群と,坐骨神経結紮マウスの間で有意に異なっていた。本観察はSDHのニューロンは近接するニューロンと興奮性および/または抑制性シナプスを形成し,SDHにおけるニューロン間のシナプス結合は神経因性疼痛の発生後著しく変化する可能性があることを示している。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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神経の基礎医学 
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